来週出荷の予定だった柱が明後日に変更、本日出荷予定の合板が雨天で延期・・・etc
現場の工程や天候に左右される出荷タイミングは、綿密な計画を立ててもなかなか思う通りにはいきません。
そのため計画した順番に製品を並べていても、その通りには出荷されないことの方が多い為、出荷の度に入れ替え作業をしている・・・なんて事にもなりかねません。
倉庫の高さ方向を有効活用
通し柱も収納
ラック2基で1邸分
乾燥材が主流となった昨今、製品は当然のことながら、材料の段階から雨に濡らす事が厳禁になっています。
材料入荷から製品出荷まで、全て屋内で行うことができれば何も心配することはありませんが、それだけ大きな建物を準備し維持することは容易ではありません。
カーテン開
カーテン閉
床への固定はアンカーボルト、柱同士の連結はボルトを使用し設置場所の変更や引越しも可能です
取引先から材料のサイズ変更や荷姿の変更を依頼されることはよくあります。
収納物のサイズに合わせてラックを設計していても、棚部分が固定されていると、収納物の幅や高さが変更になった時に一気に使い勝手が悪くなったり、最悪収納できなくなる可能性もあります。
収納物の高さと使用するフォークリフトの揚高に合わせた棚割り
収納物と収納物の間はタテ・ヨコ必要最低限に
使用するフォークリフトに合わせた高さや通路幅で設計
2トン近くある木材を、固定しないで作業者の身長より高く積み上げている現場をよく見かけます。
また邸別に梱包された出荷待機品は、長さが様々な木材をひとつにまとめているので、バランスが良いとは言えません。
移動ラックには安全機能を標準装備
梱包毎の保管で出荷品の荷崩れを防止
作業性と安全性を同時に確保